ジュエリー豆知識

シルバー・・・・・?

SILVER
比重:10.5(純銀)
元素記号:Ag
元素記号のAgはラテン語の「argentum」(輝くもの)に由来します。
科学的にも可視光線の反射率は、金属中で最大。なんと可視光線の反射率は91%。
また「貴金属」に分類されますが、ちなみに日本造幣局では、純度80.0%以上のものを貴金属として認めています。
他の特徴として、「銀がさびた」とか「酸化した」とか言われるように黒ずんできますが、これは正しくは「硫化した」といいます。
銀は貴金属の中でも比較的化学変化しやすく、空気中の硫黄化合物により表面に硫化皮膜ができ黒ずんできます。
銀が古くから支配層、富裕層の人々の食器材料として用いられてきた理由として、硫黄化合物やヒ素などの毒を混入された場合に化学変化による変色を起こすので、逸早く異変を察知できるという話も伝わっています。また最近では銀イオンが強い殺菌力効果があるということで、さまざまなものに広く抗菌剤として使われています。

シルバージュエリー・・・・・?

その白い輝きから宝飾品としても昔から広く利用されてきました。 また産出量も多いため安価であるということもあります。 ただ純粋な銀を宝飾品などとして利用する場合、柔らかすぎて、また変形しやすく傷つきやすいので、 その欠点を補うため他の金属との合金の形で利用される事が多いです。一般的には銅を混ぜますが、コストダウンや酸化防止の目的でアルミやニッケルを混ぜたりもしますが、これらの金属は、銅に比べて”金属アレルギー”を引き起こしやすい金属になっています。ちなみに弊社商品には割金(わりがね:銀に混ぜる金属)として銅を使用しています。また銀が年月を経ると硫化して黒ずむ反応をうまく使って、メンズ系のアイテムなどでは「燻し銀」(いぶしぎん)として独特の風合いと使い込むほどに素敵な味わいが出てくる楽しさを演出しています。

スターリングシルバー/SILVER925・・・・・?

SV925の地金は、主に銀が92.5%と銅7.5%の合金が一般的です。純度の高い銀は、とても柔らかくきれいな光沢があります。しかしその柔らかさのために製品になった時、傷つきやすく、また歪んだり変形しやすいという欠点を補うため割金を混ぜて、硬さと加工性を向上させています。割金を増して純度を下げていくと、輝きも鈍くなったり、脆さが増してひびが入ったり割れたりしてしまいます。その点、柔らかすぎず、硬過ぎず、しかもジュエリーとしてもっとも重要な輝きも良いものがスターリングシルバーなのです。

ロジウム・・・・・?

Rhodium
比重:12.5
元素記号:Rh
元素名はギリシャ語の「rodeos」(バラ色)に由来しており、これは塩(エン)の水溶液がバラ色のためです。 プラチナやパラジウムなどと同じ白金族に属し、硬くて脆い銀白色の金属です。 希少でたいへん高価な貴金属で、耐食性や耐摩擦性にとても優れています。 非常に強度が高いため加工性がないので、宝飾品の地金としては使用されません。 極少量でも優れた光沢、硬度、耐食性が得られるので、もっぱら宝飾品のメッキに使われています。 多く利用されている用途としては、排ガス制御の触媒として使われています。

ロジウムメッキ・・・・・?

華やかな白色光沢があり、耐食性、耐磨耗性が良く変色しにくいため、銀白色の宝飾品の着色、保護用に多用されています。
K18WGホワイトゴールドでは、黄色味を帯びているので白くするためと変色防止のため、ほとんどの製品に使われています。
またプラチナ製品では、つや出しや傷防止の為にもロジウムメッキが使用されています。
変色防止とともに耐食性、耐磨耗性のために銀製品にもロジウムメッキは多用されています。
ロジウムメッキ加工を長持ちさせ、美しく見せるために、ニッケルメッキを下地に掛けるWメッキも使われたりしていますが、ニッケル金属は、金属アレルギーを起こす危険が高いため、宝飾品の割金や下地には使うべきではないとされています。
その点弊社製品は全てニッケル・フリー(使用していない)で製造しています。
ロジウムはたいへん高価な金属のため他のメッキより、メッキ厚さによりメッキ単価が大きく変動します。
変色防止のために、0.05μm程度のフラィシュメッキを行う場合が一般的です。
メッキの耐用年数としては、使用環境やお手入れによって異なるので、一概には言えませんが、皮膚に直接触れることが少ない商品は、お手入れしなくても通常2・3年以上はきれいなままで利用できます。
チェーンなどで汗をたくさんかく夏場などに毎日使用し、お手入れもされないような場合はぐっと耐用年数が短くなります。
変色してきたら再メッキをお勧めしますが、嵌めてある石によってはいったん外さないとメッキが掛けられませんので要注意です。

金属アレルギー・・・・・?

シルバージュエリーを敬遠する理由として金属アレルギーを心配する方が多いようですが、正しい知識と対応によって安心してお使いできると思います。” アレルギー性接触皮膚炎”の内、金属に反応して炎症を起こすことを「金属アレルギー」と呼びます。
金属アレルギー性接触皮膚炎は、誰でもなるわけではなくアレルギー反応を起こす人にのみ発症します。
発症するメカニズムとしては、汗等の体液に触れた金属から金属イオンが溶け出し、体のタンパク質と結合して、アレルゲンとなってアレルギー反応を起こします。
アレルギーを起こす金属としては、20種類ほど知られておりますが、厚生労働省病院モニター制度(平成17年度発表)では、ニッケル、コバルト、クロム、水銀がパッチテスト反応が高いとの報告があります。
銀は金属の中でもアレルギーを起こしにくい金属ですが、金属アレルギーと結びつく要因として割金が考えられます。
つまり割金としてシルバーの白く輝く風合い保持やコストダウンのためニッケルを使用する商品もあるということです。
特にピアスなどのご購入には「ニッケルフリー」であるかどうかご確認するほうがいいでしょう。
また、ジュエリーライフを楽しむためにも、事前に病院などでパッチテストをお受けになることをお勧めいたします。

ジュエリーとニッケル・・・・・?

アレルギーを起こすと怖がられているニッケルも、実は大変有用な金属です。
身の回りでは、食器や台所で用いるステンレス鋼、めがねやワイシャツ、ブラジャーに用いる形状記憶合金、50円・100円・500円硬貨の白銅などの金属に高い比率でニッケルが用いられています。
これらはニッケルの特性を引き出したもので、私たちの生活になくてはならないものです。
ジュエリーで用いるホワイトゴールドには、その素材に硬さ、ばね性、色調を求めるために、ニッケルの特性を活用して割金としてニッケルを用いている素材があります。
(社)日本ジュエリー協会では、ピアスアッセンブリー以外のこれらの素材についてのニッケルの使用制限は示していません。
しかし、協会では発症事例の多いピアスアッセンブリー(針、キャッチ及び耳朶に直接接する部分)についてはニッケル含有金属を用いないこととして、会員に周知を図っているようです。
社団法人日本ジュエリー協会 http://www.jja.ne.jp/

キュービックジルコニア・・・・・?

立方晶ジルコニア:Cubic Zirconia(CZ)
モース硬度は8〜8.5と高く、コランダム(サファイヤ、ルビー)に次ぐ硬さで、トパーズやスピネル,エメラルド等より硬いものです。そのため宝石として理想的な耐久性があります。
当初は、「模造ダイアモンド」と呼ばれていましたが、ダイアモンドと同程度の高い屈折率をもっており、安価で比較的大型の結晶も得られ、また金属元素の添加で赤、橙、青、緑、ピンク、琥珀色など様々な色のCZが得られます。もはやダイアモンドの代替品としてではなく、新たな宝石として認知され始めています。無色透明なものはダイアモンドと肉眼での識別が不可能なほどの見事なファイアーを見せてくれます。本来の高い屈折率のおかげで眩い煌きの色石も惚れ惚れするほど魅力的です。

キュービックジルコニアダイヤモンド
化学組成ZrO2 C
屈折率2.152.417
モース硬度8.510
比重5.83.52

※同じ体積での重さを比べると、CZはダイヤの1.64倍の重さがあります。